性的快感をプライミングに応用して、やる気を引き出す練習法























 

 洗脳は、マジック




洗脳は、マジックに似ています

人の「心」は顕在意識と潜在意識に分かれているということは、ご存じだと思います

じつは顕在意識と潜在意識とは、「仲の悪い兄弟」のような特徴があります


マジックと仲の悪い兄弟と、どんな関係があるんだ!
そうお叱りを受けるかもしれませんが、もう少しお読みください


簡単なマジックの話をします
たとえば幼稚園でマジックショーをする、ボランティアのおじさんがいるとします

右手にトランプの札を持っているとき、「あなたの選んだのはこのカードですか?」と言っています
そのとき、そのおじさんは左手でこっそりポケットの中のコインを取り出していることがあるのです

ご存じですね

つまり幼稚園の子供たちの気を右手のカードに引きつけておいて、じつは左手でコッソリタネを仕込んでいます

このような操作をマジックでは良くすることを、知っていますね!


じつは洗脳も同じです
催眠術も、これと同じことをしています

右手が顕在意識なのです
顕在意識に右手のカードを引きつけておいて、左手で潜在意識を操作するのです

なぜか?
マジックの場合で考えると、すぐわかりますね

左手でマジックのタネを仕込んでいるところを、見せないためです
本当は見せないためというより、相手に気づかせないため、と言う方が正解ですが、・・・


催眠術の繰り返しが簡単に言えば洗脳なのですが、洗脳も同じ理屈なんです

というのは、「相手に今からあなたを洗脳しますからね!」
こんなことを言って、洗脳をしかける人はいません

また、こんなことしたら必ず失敗します

なぜかと言うと、洗脳を仕掛けられている人が、それに気がつくと失敗します
洗脳することが出来ないのです

なぜ出来ないかというと、本人の意識がそれに気がつくからですね!

つまり洗脳のような潜在意識を操作するようなことは、本人の意識がそれに気がつくと、出来ないのです

簡単に言うと、洗脳の操作は顕在意識によってブロックされてしまうということです


これが重要なポイントです

よく覚えて下さい
「潜在意識の操作は、顕在意識によってブロックされてしまう」


とても重要なことなので、もう一度言います
よく覚えて下さい
「潜在意識の操作は、顕在意識によってブロックされてしまう」


さて、ということは、これを逆にすると潜在意識の操作が出来るということになりません
か?

つまり、・・・・!
「潜在意識の操作は、顕在意識に気づかれないようにすることで、実行できる」



これは先ほどの説明より、もっと重要なことなので、・・・・・・

100回言います
冗談です!

あと2回繰り返しますので、よーく肝に銘じて下さい

「潜在意識の操作は、顕在意識に気づかれないようにすることで、実行できる」
「潜在意識の操作は、顕在意識に気づかれないことで、簡単に実行できる」


つまりこれが、始めに言った「洗脳はマジックに似ている」ということです

つまりマジックの場合、右手のカードを客に見せているときに、タネを左手で仕込んでいます
洗脳や催眠術の場合は、その人が興味あることを見せます
これにより、顕在意識はそのことに気を引きつけられるのです

その隙に、潜在意識に情報を送り込むことができるのです

これが潜在意識操作の基本であり、方法です





テレビCMではこのような操作

たとえばテレビCMではこのような操作が使われています

上戸彩がテレビCMに良く出ています
たとえばソフトバンクのCMでは、犬になったお父さんの娘という設定で、家族の何気ない会話が流されます
あのCMでは会社名がでるのは、最後の一瞬だけですが、それでよいのです

顕在意識が上戸彩の軽妙な会話に引きつけられていて、その会話が終わって余韻を楽しんでいるときに、一瞬だけソフトバンクという会社名が映ります

このとき顕在意識に隙があるので、ソフトバンクという会社名が潜在意識に刷り込まれてしまいます
その刷り込まれているときに、脳は上戸彩を見た快感を感じていますから、その感情とと
もに会社名が記憶されます

するとソフトバンクという会社名が潜在意識から呼び出された時に、脳は上戸彩を見た快感を感じます

そういう条件反射が形成されます

そういう洗脳効果を狙って、あのようなCMは制作されています




 

癖の理由

さて、どうしてもやめられない癖が誰にもあるものです
それは、先ほどの上戸彩のCMと同じ効果で造られたものだからです

つまりどうしてもやめられない癖は、一種の洗脳なのです


たとえば、「爪を噛むことが止められない」という癖がありますね

これは幼少期の「口唇期」への退行現象であるという説明がされることもあります
口や歯を使うことは、食欲を満たしてくれるということで、快感につながっています

例えば大人でもストレスがたまったとき、食欲を満たすことでストレス解消になるというのは、よく経験することです

しかも子供時代には、口や歯を使うことは母親の母乳を吸っていた思いでや、ものを食べさせてくれていた、母親への直結した思い出につながることです

つまり口や歯を使う動作は、ストレス解消につながることなのです

子供がストレスがたまるような経験をしたときに、食欲を満たすことでストレス解消というようなストレス解消策を探すことがあります

そのときたまたま爪を噛んでいて、それを母親に注意されたとすると、母親との繋がりを確認することになります
その確認されたいう思い出が、母親との繋がりということで、ストレス解消になったとします

このとき、脳のなかでは、快感を感じるホルモンが出ます
それにより、本人は快感を感じてしまうのです

その結果、本人の潜在意識では「爪を噛むこと」イコール「快感を感じるホルモン」という構造が出来上がります

その結果、脳が快感を求める行動をする結果、「爪を噛む」という癖が形成されてしまいます
ここで気をつけて欲しいのは、大人にとっては「爪を噛む」という動作は、気持ちがいい
ものでも、
気持ちが悪いものでもないということです

先ほどのCMの説明でソフトバンクという会社名が、視聴者にとってどうでもよいと言うのと同じです


そういうどうでもよいものが、「快感を感じるホルモン」とつながることで、条件反射を作ってしまうことが、「癖が止められない」ことの原因になっています


このような「爪を噛むことが止められない」人を観察しますと、本人の気が緩んだような時に、癖が発生することが見られます

その時、「ほら噛んでいる!」と注意すると、その癖は止められます
つまり注意されることで、顕在意識に意識が移行したためです

すなわち、顕在意識により潜在意識への無意識の行動はブロックされるのです


本人の気が緩んだ時に、癖が始まると言いましたが、これは本人の気が緩んだ時とは顕在意識の活動が少なくなって、潜在意識により肉体がコントロールされているときを意味し
ます

ですから「ほら噛んでいる!」と注意するでは、潜在意識への書き込みにならないので、このような癖はなかなか治すことができません

そこで、違う手を使うことが考えられています
よく、子供に使う方法では、指にカラシを塗る方法です

この方法で使って、「爪を噛む癖」が発生すると、その辛さでたちまち顕在意識が優位になります
そしてそれを繰り返していると、潜在意識に刷り込まれた「爪を噛むこと」イコール「快感を感じるホルモン」という図式が壊れます

そして「爪を噛むこと」イコール「不快なカラシの辛さ」という構造に変化すると、この癖が止まると考えられます

なぜなら「爪を噛むこと」を行っても、脳が快感ホルモンを出さなくなるからです
つまり、脳が快感を感じられなくなると、その行動に対する執着は無くなります





これがポイントです

大切なことなので、もう一度言います

脳が快感を感じられなくなると、その行動に対する執着は無くなります


逆に言うと、
「脳が快感を感じるなら、どんな行動でも容易に行うことができる」のです

つまりこれが、洗脳の原理です

潜在意識が快感を感じている状況で、ある行動を繰り返すと、それは「やめられない癖」と同じことになります

つまり、これが「洗脳」です


さてこれと同じ方法で、自分にやる気をおこす方法を考えて見ました
これは苫米地英人氏が、プライミングと呼んでいる方法と、同じ方法です

苫米地氏はプライミングと名付けていますが、私は「ピンクの壺」と呼んでいます

その方法の基本は、最初に言ったことと同じです
つまり「洗脳とマジックは同じ」ということです

右手にカードを持って観客に見せているときに、左手でタネを仕込むことです

CMで言うと、観客に上戸彩を見せて、本当に見せたいソフトバンクという会社名は、観客の気が緩んだ一瞬にチラっと見せるということです



潜在意識操作


潜在意識操作の時は、象徴を使うことが、大切になります

つまりある快感を伴う行動を、他のものとすり替えるのです
たとえば「爪を噛む行動」と「脳の快感ホルモン」とは、条件反射で繋がることが出来ることを解説しました

そしてそれは「爪を噛む行動」だけではありません

「リストカット」が止められない人は、その行動が「脳の快感ホルモン」と、条件反射で繋がっているからです

このように基本的に、死に直結するような行動でも、人間は快感と条件反射を作ることができます

ですからどのような行動でも、条件反射を作ることが可能なのです


さて、ここで具体的な話に移りましょう

たとえば会社でどうしてもやる気がでない、なんていうことがありますね!

そんな時に、「ピンクの壺」は有効ですので、お試しください


「ピンクの壺」は有効


さてこれは快感を象徴化するものです
そのため快感を伴う行動を記憶の中から、思い出して再構成することをします

そのために一番使いやすいのは、性体験による快感の記憶です

なぜなら、性体験による快感とは、本能に基づくものなので、普遍的で強力なのです

そこで、ここではこれを使った方法を解説します

しかし、問題が幾つかあります
ひとつには、倫理的に問題があります

そこで成人向けになっていることを、ご了承下さい

また、男性の経験から書いていますので、女性の方は適当にアレンジしてください


では、いきます!


まず100円ショップで、絵の具の白と赤と、絵筆を買ってきて下さい

そして以下の方法で、記憶のなかで指先の記憶を思い出す方法を、行います

次に、絵の具の赤と白を混ぜ合わせる感触を覚えてください

これは買ってきた絵の具を、現実世界で混ぜ合わせて、ピンクの絵の具を作ることです

そして出来たピンクの絵の具を、絵の具の容器の中で、よーく混ぜ合わせて下さい

その時、ぐちゃぐちゃ、という感触をよく覚えることが重要です

そして、何かにその絵の具を塗ってみて、その塗るときの感触を記憶してください


その後で、変性意識状態に入って、絵の具の容器の中で、よーく混ぜ合わせてぐちゃぐちゃ 、という感触を意識の中で再現する練習を行ってください




次に、性体験の思い出を触感を中心に思い出します

例えば女性の裸の皮膚の触感とか、粘膜を触ったときの感触であるとか、そういうイメージの記憶を変性意識状態で思い出してください

そのとき、匂いを使うことで思い出すことが容易になりますので、香水を使うとかするとリアルなイメージが作れます

とにかく、それを繰り返して思い出してください

あるいは好きなアイドル・タレントを思い出して、実際に触ったらどういう感触がするだろうか?とか、想像してもかまいません


これに成功したら、先ほどのピンクの絵の具のイメージを、重ねます

具体的には、変性意識で、性体験の思い出を触感を中心に思い出しているときに、絵の具の容器の中で、よーく混ぜ合わせてぐちゃぐちゃ、という感触を意識の中で再現する練習を繰り返します

絵の具の容器の中で、よーく混ぜ合わせてぐちゃぐちゃ、という感触自体が、性的な暗喩になっているので、これは強力なイメージになると思います

こういう練習を、毎晩繰り返して、イメージを固定します


それが出来上がったら、「とてつもなく深い変性意識を生成する方法」第3部で解説したエクスタシーを生成する方法を行って下さい

そしてエクスタシーを生成する方法を行っているときに、絵の具の容器の中で、よーく混ぜ合わせてぐちゃぐちゃ、というイメージ法を行います

これも繰り返して、よく練習してください


これで、「ピンクの壺」は完成です


後は、例えば仕事にやる気がでないなーと言うときなど、変性意識になって仕事場のデスクに山積になっている書類を思い出します

そしてその山積になっている書類に、「ピンクの壺」から筆でピンクの絵の具を、塗ってください

そのとき、くちゃくちゃ!と、音が感じられるようにリアルなイメージで塗ってください

こうすると、「山積になっている書類」イコール「脳内の快感ホルモン」という構造が、潜在意識に自動的に作られていきます

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